(中編)(完結)

Akira &Suzu

小日向陽は警備会社に勤める27歳。設楽すずは大学に通う20歳。
陽は仕事。すずは女友達と。同じ花火大会で偶然二人は出会う。
夏の恋は花火とともに始まった。


1 彼氏なんて一生出来ないかも
1 彼女ほしいぜ

2 もう絶対来ないよってか一生来ない
2 もういい加減言うこと聞けよ。腹立つな

3 あたしのために来てくれたの?
3 君を一人にしていられないよってのはかっこいいけど実は口実

4 顔が熱くなるのが分かる。きっと赤い顔してるんだろうなあたし
4 来週の日曜日またここで会うってのはどうかな?

5 あたし陽さんに恋しちゃったのかもしれない。ううん恋してるよ。
5 俺、彼女のこと好きなのか?いや好きだ。

6 こんなにかっこいいのに彼女がいないなんて。あたし立候補したくなるよ
6 そんなに気になるなら君がなってよ

7 陽さんってかっこいいだけじゃなくてかわいい
7 本当はもっと一緒にいたいのにそれが言えないのが大人の悪いとこ。

8 いいの?また会ってくれるの?
8 当たり前だろ。俺が買うから貸すまで聞くなよ

9 かわいいのは陽さんだよ。あたしは全然かわいくないもん
9 俺がかわいい?27のおっさんだぜ。俺は。

10 だってあたしもう陽さんのこと好きになっちゃったんだもん 
10 俺は全部含めてすずちゃんのことが愛しいんですよ